夜 脱走したボン
脱走したのが分かったのは
ききとみけが窓越しに外を眺めて何かを追っているような感じだったのだ
その辺から
一匹不在だという空気を読むことが出来た女将、10時過ぎているので大きな声で呼ぶこともできず
そのまま一晩過ごしました。
朝は朝食の時間が早かったので心に余裕をもって探すこともできず途方に暮れていた。
が、
待てよ
また駐車場で
ダメもとで
大きな声で
ボン ボン ボンちゃン
と呼んでると
ここにいるよーというくらい大きな声でにゃーにゃー返事してきた
姿を現したので背中をつかんで逃げ出さないように抱っこして部屋に入れ、
ほっとしたのか、お互いにね。
ボンはそのあとご飯を食べてこんな感じで横になって眺めてた。
もちろん
その晩は女将の布団の中に忍び込んで温かさを満喫してた。
朝帰りをしたからよかったもんだけど
どこへ行ったのかと仕事しながら考えると目頭が熱くなる気配
1月くらいから
ボンはストレスでお腹の周りの毛をむしり始め、素肌が見える状態というストレスを抱え込んでる
多頭飼いという社会に適用が出来なくなってきたみたい
ボン以外の猫たちは
体重が1キロ以上違う
ボンは小柄な猫なので大きい猫に圧倒されるのかなぁなんて思ったり。
まぁ
ボンちゃん、見つかってよかったよかったです。